
リーガルウェディング
リーガルウェディング最大の魅力は日本のみならずチェコ共和国においても婚姻が成立し、日本の戸籍謄本には「チェコ共和国にて挙式」と記載(内容は市町村によって異なります)されることです。お二人の記憶だけではなく記録としても残る最高の思い出となります。現地の法律に基づいて全ての手続きを進めなければならないため、複雑に感じるかもしれませんがそれら全ての手続きは私どもにお任せ下さい。本物志向のお二人にとって、ここチェコ共和国でのリーガルウェディングにはそれだけの価値があります。
私どもは、チェコ共和国の役所へ必要な提出書類の取得や申請、それらの翻訳など挙式に関する手続きを引き受けます。プラハ共和国にてリーガルウェディングをご希望される場合、少なくとも30日前までに全ての書類を揃えなければなりません。必要な書類は以下の通りです。
- 出生証明書
- 婚姻要件具備証明書(独身証明)
これらの書類は日本の戸籍謄本をを元に作成いたしますので、各自2通ご用意していただきます。
新郎新婦様には挙式の3日前まで(役所の営業日)に到着していただきます。すなわち、木、金、土曜日に挙式される場合、火曜日の夜までに到着していただく必要があるということです。私どもは、お二人がご到着されるまでに必要な書類一式を揃え(翻訳も含む)ておきますのでご安心下さい。リーガルウェディングをご希望の場合、未入籍でなければならないので、万が一既に日本で婚姻が成立している場合、我々は挙式セレモニーのみを執り行いますのでチェコ共和国での法的効力はございません。

挙式
民事婚(法律婚)はチェコで最も人気の挙式スタイルです。ごく少数ですが宗教儀式を選ぶカップルもいます。民事婚の挙式は大体30分ほどとなっております。
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全員集合
まず初めに、入口にて皆様にお集まりいただきます。集合場所としては待合室や式場の玄関ホールまたは挙式場等にて可能です。その際、新郎様、新婦様、立会人様の各パスポートが法律に基づいて照合(本人確認)されます。
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式場へのご入場
参列者様は列になり音楽と共に式場へ入場します。その際、参列者様には入場しつつ新郎新婦お二人の儀式用通路(入場通路)をつくります。
伝統に基づき、まず初めに新郎様が挙式テーブルへ歩いて行き、それから新婦様がお父様とご一緒に歩きます。しかし、挙式されるお二人様のご両親が不在の場合は新郎様新婦様はご一緒に挙式テーブルへ歩きます。
その後参列者様は席にお座りいただきます。新郎様のご家族とご友人は新婦様の左側となります。結婚執行人によって形式的に新郎新婦様が紹介され、司式者より挙式が執り行われます。
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司式者のスピーチ
挙式は司式者のスピーチから始まります。ほとんどの場合10分ほどで終わり続いて日本語で通訳されます。
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宣誓
司式者にて新郎新婦と共に進められます。
- 司式者
- 新郎〇〇様にお尋ねします。あなたはミス〇〇様を良き時も悪き時も、病める時も健やかなる時も偽りなくあなたの妻としますか?
- 新郎
- はい。
- 司式者
- 新婦〇〇様にお尋ねします。あなたはミスター〇〇様を良き時も悪き時も、病める時も健やかなる時も偽りなくあなたの夫としますか?
- 新婦
- はい。
- 司式者
- ここに今、お二人は夫婦であることを宣言します。
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指輪の交換
先に新郎様が新婦様の左手の薬指へ指輪をはめていただき、それから新婦様が新郎様へ指輪をはめます。
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キス
新婦様がヴェールを纏っている場合は新婦様はまずヴェールを上げそして新婦様にキスします。キスの後、新婦様のヴェールは上げたままにしておきます。
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署名
最後に新郎新婦様は結婚記録の登録証に署名します。この時もまた新郎様がまず先に、それから花嫁様が署名します。次に新郎側の証人、次に新婦様の証人、最後に司式者、登録者と続きます。